腕時計を買った時の思い出
TOEICの試験を受ける時に久し振りに腕時計をした。10年以上前に買った時計でした。
2004年は5月から12月まで無職でした。
ずっと仕事が激務だったことや、そんな激務な割に社長が社員を全員会社に呼んで「ボーナス支払えません」という宣言を聞いたりして働くのが辛くなったのです。年俸制だったのですが、努めていた会社は炎上案件がずっと続いていて支払う年俸分を確保できずに貯蓄がなくなっていた状態だったようでした。「お金を借りれる銀行を探して分割で支払う」といわれ、確かに毎月分割でボーナスは支払われた状態でした。
そんな会社に所属している時に父親が他界したこともあり、仕事を辞めて相続の手続きをしたりしてました。今振り返ると自分である程度相続を頑張らず、信託銀行とかに委託してしまったほうが楽だった気がしてならないです。見積もってもらったもののまあまあな出費だったので躊躇したんですよね。時間が経つにつれてだんだん相続の手続きも億劫になってきたので結局司法書士さんに頼んだりしました。あとは死亡確定申告もしたんだったかな。
退職して、相続もある程度落ち着き、あちこち旅行に行くのも飽き始めていよいよ仕事を探そうと思って、今度は激務じゃないところを探そうと思ったり、インターネットが当たり前のようになってきたので今までやっていたシステムエンジニアの他にwebサービスを運営している会社も探そうと思って就活を始めました。
もともと年収が少なかったので、そんなに転職で給料を上げようと思わず、現状から50万円ほどアップした希望を履歴書に書いて2社に書類を送ってみました。
で、2社ともに合格したのですがネームバリュー的なものが欲しかったのでヤフーに就職しました。今思うとスキル的にはまったくもってアンマッチだと思うのですが、年収を安く書いたから入社できたんだろうなと思っています。試験はボロボロだったのと、面接の時も試験ボロボロでしたという話とかざっくばらんな話をしてたら採用という流れでした。
時計の話に戻りますが、自分の就職祝いとしてディオールの時計を購入しました。就職する時に男性の時計が初めて発売されるとか何とか本で見たので銀座まで車で行って買ってきました。当時はどこに行くのも車だったなぁ。
時計がだいぶ汚れているので、そろそろオーバーホールしたいです。ロト6当たらないかな。